最近生活が乱れて体重が増えてしまいました。

体重が増え続けると、気分も悪くなって、身体を動かすのが億劫になる。それがストレスになってさらに不健康な食事と怠惰な生活になるという悪循環に陥るのです。

体重の増加が私の身体の許容範囲を超えたのか、身体の不調を感じ始めて、身体が重く固く、常に気怠い気分に。
さらに腰の痛みまで出始めてさすがに不味いと思い、まずはヨガを毎日やることから。


朝と夜に10分ストレッチするだけでも、身体が少し楽になるし、精神的にも達成感みたいのもあってなんとか前向きな気分にシフトしてきた気がします。

そんな気分の中、ちょうど週末に観たAmazonプライムで発信されていた『ダイエットランド』

ダイエットのモチベーションアップにつながるかもと期待していたら、主人公はダイエットをかなり最初の方で諦め、手術するかどうかでもめるくらい。なんともアメリカ的。

内容は、「MeToo」や「Time’s up」といった最近の運動を過激化したファンタジーといったところでしょうか。

ファッションマガジンの編集長のゴーストライターをしているおデブな主人公が、色々あって過激なフェミニスト集団に関わっていくというあらすじです。

ストーリーが全体的に雑なのと、メッセージ性を持たせようとしすぎているのもあるのか、最終的にこのドラマを観て感じるのは、「MeToo」とかの運動に対する風刺を通じて、女性を持ち上げているような番組コンセプトに見えて、実は女性蔑視を助長しているという気もしなくもないです。

「MeToo」運動を過激にしたものとして登場するジェニファーという集団は、レイプ被害やセクハラ被害に対して、犯罪行為によって制裁していくのですが、男性優位のシステムを変えたいと言いつつ、法治の範囲外で私的制裁を繰り返すだけ。明確なモラルや、ゴールを持っておらず、その先に彼女達を待っているのは、恐らく社会的な制裁だけ。

新生バプティスト計画

主人公プラムの対称のキャラクターとしておかれる女性編集長は、上司への性的な関係も含めて女性の武器を利用して出世してきたキャラクター。旧来のマスコミの象徴として描かれているように、ジェニファーの運動が世間に支持されるとみると、ジェニファーの積極的な支持を表明し、道具として保身に利用しようとします。

主人公のプラムは、他の活動家と比べても強い動機や覚悟があるわけでもなく、居場所を求めて流されるままに活動に参加。最終的に犯罪組織までたどり着きます。

主人公がポルノ動画が常設されている地下の部屋から目覚めたわとか言って出てきたのは、ちょっと個人的にシュールで笑ってしまいましたが、人間的に強くなったとか自信がついたとかいうわけでもなく、搾取される女性という立場としての目覚めだったわけですね。

「搾取される立場としての女性」という立場を固定させてしまうという危うさみたいのは、MeToo運動の風潮の中で個人的に感じる違和感に通じます。

最初の方の回で、減量の会みたいな集まりで出てきた大柄な女性が、私は今のままで最高なのよ的なことを言い放って去ったあとに、司会の女性と主人公が「悲しいわね」と言ったのが印象的でしたが、終始このドラマにおいて、いわゆるプラスサイズ女性への賛歌的なものも感じず、最後まで誰向けのドラマかよくわからなかった。

MeTooとかそういった運動自体が、弱者からの反撃みたいなスタンスなのもあるかもですが、全体的に怒りに満ち溢れている感じが、疲労感というか、満腹感を覚えました。

 



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